昭和の頃、時の天皇は毎年一回は高尾にある多摩御料への参拝が常でした。
以前は157系、183系が使われていましたが、185系となってからもクロの塗装を変更して、お召列車として走っていました。
画像は阿佐ヶ谷ですが、この日の行程は行きは高尾まで走り、参拝が終わると帰りは高尾から武蔵境まで走りました。武蔵境で天皇が下車されると、編成は武蔵境~三鷹~武蔵小金井と回送になり、再び武蔵境から天皇を乗せて原宿に戻りました。
武蔵境でなにか視察されたみたいですが、この日は詰まっているダイヤの目を縫うように、お召列車の運転がありました。

1986.04.16 阿佐ヶ谷。